旅 Part1 Solar Energy

西豪州の首都パースから5時間ほど南にドライブするとAlbanyです。この郊外には
海を見下ろす丘の上に風力発電の風車が林立しています。この町のかなりの電力需要を
まかなっているそうですが、火力発電も同時に使う姿勢は、緊急対策として考えた結果
とのこと。日本では福島の原子力発電所での事故以来、恐ろしい設備が日本国中に散在
しているかの風説が唱えられるようになりました。バランスを取り緊急事態に備えておく
というのが成熟した国民の姿勢ではないかと思います。

また、この地には偏西風が間断なく吹き込むという自然に恵まれています。また陽光に
恵まれる西豪州では30年以上前からカリフォルニアやイスラエルなどと並び太陽光発電の
研究を熱心に推進してきました。
風力発電も太陽光発電もそれなりに技術革新で改良が進んでいますが、すべてにとって
代わるような存在にはいまだに成りえていません。共存共栄が当面の解なのでしょう。